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2017冬の学校林イベントを開催しました。

2017年3月12日(日)2017年の冬の学校林イベントとして「雪の学校林を歩こう! 〜学校林未踏エリア調査・観察体験 vol.2 〜」を開催しましたので、お知らせします。

今回の踏査エリア

rootmap20170312.png

調査の目的と方法

目的

  1. 特徴的な「林分」の把握、管理方針をざっくり決める
    たとえば、今回は「トドマツ林だけどミズナラがかなり混交してる」場所があり、どの辺なのかGPSで確認しつつみんなでマップに落とす。そして、「どう管理したらいいか」を林業チームが提案、みんなで話し合い、内容をマップにメモする。
    ・間伐などの施業をすべきか、当面見守る=保全でいいのか
    ・アクティビティ利用はどうするか、トレイル等は必要か
    ・その他
  2. 特徴的なランドマーク、アクティビティのアイディアなどを記録
    特に大きな木など、「胸高直径40cmのイタヤカエデがある」など。ポイントをGPSで記録、写真をとり、マップにメモする。
    直径も「輪尺」で計る。
    「ここで見晴らしスペースつくりたい」とか、「ここまでトレイルでつなぎたい」とかのアイディアが出れば、マップに記録する。

方法

昨年は37小班を主に踏査した。その東がわの尾根を踏査する。(66、39小班の小尾根は省略)尾根の中腹を歩き、沢と斜面を確認する。
行き帰りで尾根の西側・東側をとおり、尾根と谷の全体像を把握して戻ってくる。
特徴的な林分、活用上のアイディアなども、マップに落とし、今後の管理に活用できるようにする。

ルートのトレース
去年同様、GPSを見ながら、マップのルートを誘導する。「今、マップ上のこの辺にいるよ」をみんなに教える。

【分担】
・GPS係(1名)
・マップ係(参加者全員。今回踏査エリアをイメージしてもらう)
・写真係(データ記録専門1名。特徴的林相、ランドマークなどを分かりやすく撮影)
・計測係(木のサイズなど。1名)

今回の調査終了後、データを整理し、企画委にて、大きいマップに書き込む。それをもとに分かりやすくデータ化したものを作る。

調査報告

快晴に恵まれた3月12日、「雪の学校林を歩こう!~学校林未踏エリア調査・観察体験 vol.2~」を開催致しました。朝から日が差す適温の中、快適な調査・観察体験となりました。

今回の参加者は26名。調査・観察体験が主目的ではありますが、雪中BBQがお目当ての方もいらっしゃったのではないでしょうか(笑)。
ただ、調査はいたって真面目に実施しています。陣内隊長(南35期)の号令の元、GPS案内係、写真記録係などに役割分担し、調査隊員はエリア毎に今後その場所をどのように開拓するのか、いや保存していくのか等を検討します。木の寿命は長いので、なんと50年、100年先のことまで考えて検討するんですよ!

調査後はお楽しみのBBQ。以前に製作した「森の広場ファイアプレイス」も雪の下。今回は雪が多かったので掘り起こすのが大変でした。頑張って掘り起こした甲斐あって、BBQは大盛況。持ち寄りの食材のレベルが年々高まっていくのは気のせいでしょうか!?でも一番のヒットはマシュマロだったりして。また、今回はなんと参加者の中に自ら樹液のシロップを採取・精製される方がいらっしゃいました(2名も!)。実際にごちそうになりましたが、正に自然の恵み。素朴ですっきりした味わいの樹液シロップは絶品でした。もしかすると、学校林で採取する日も近いかもしれません!

さて、今回も実りのある調査・観察体験となりました。手前みそではありますが、学校林のイベントは何れも得難い体験になること間違いありません。今回ご参加頂いた方も、残念ながらまだ参加したことがない方も、今後のイベントに、是非ご参加下さい。心よりお待ちしております。

フォトアルバム・活動動画

※掲載に不都合な写真があればお知らせください。

 

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