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キノコ栽培と収穫した後のホダギを活用した甲虫類の産卵床づくり

きのこ栽培の目的

2011年度から生物の多様性のための昆虫の棲む森づくりをめざして、シイタケ、ヒラタケ、ナメコなどのキノコ栽培を始めた。 キノコ栽培に使用するホダギは収穫後、クワガタムシやカミキリムシなど甲虫目の産卵床となる。

2006年に学校林調査隊が実施した昆虫相調査では、学校林の昆虫相は決して多様性に富んでいるとはいえないという結論であった。 昆虫相が貧弱ということは、生態系でその上位に立つ動物相も貧弱であり、生物の多様性が実現されていない状態だ。

そこで、キノコ収穫後のホダギによって甲虫目の産卵を促すこととした。 甲虫目は動物界最大の目であり、37万もの種を包含する。 人為的に甲虫目の産卵床を作り出すことで昆虫相が多様化すれば、その上位に立つ動物相も多様性を増し、やがては安定した生態系が実現できる。

白樺のホダギに発生したナメコ

 

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